病棟の紹介
2階北病棟
2階北病棟は筋委縮性側索硬化症(ALS)をはじめ、多系統委縮症、脊髄小脳変性症、パーキンソン病等の神経難病患者さんの治療、在宅の支援を主に行っている障がい者施設等一般病棟です。
自宅で生活されることをご希望される方々へ「神経難病患者さんのためによりよい在宅療法を支える」を目標に日々看護にあたっています。
患者さんには集中的なリハビリを行うことで、自宅での生活を円滑にできるように退院指導に力を入れています。
コミュニケーションが取りにくいALS患者さんには、文字盤を使用してご要望をお聞きしています。
ご本人、ご家族のご希望に沿って、自宅での生活に近い援助ができるように努力し、患者さんだけではなくご家族が家庭での介護を頑張っていけるようにサポートしています。
2階南病棟
眼科・内科中心の混合病棟で、主に眼科手術後の看護を行っています。また、糖尿病の患者さんが自宅で自己管理できるように教育入院を行っています。その他肝臓疾患・循環器疾患、脳神経疾患など様々な患者さんの看護を行っています。2018年9月より患者さんの在宅復帰を支援する地域包括ケア病棟となりました。
視力障害を持った患者さんもいらっしゃるため、転倒・転落防止に留意し患者さんが安心して療養生活を送れるよう日々努力しています。
3階病棟
内科、整形外科中心の病棟で、在宅復帰を支援する地域包括ケア病棟です。地域包括ケア病棟は、急性期治療を終了し、直ぐに在宅復帰や施設に移行するには不安がある患者さんに対し、退院に向けて医療、看護、リハビリを行うことを目的とした病棟です。「在宅復帰支援計画」に基づいて、主治医、看護師、専従リハビリスタッフ、ソーシャルワーカーが協力して、効率的にリハビリや在宅支援を行っています。
4階病棟
4階病棟は血液内科、循環器内科を中心とした一般内科病棟です。
高齢者が多い現状の中で、入院時より薬剤師やリハビリ技師、ケアマネジャーなどの医療チームで、その人らしく在宅で生活して頂けるよう、受持ち看護師を中心に必要な退院調整や支援を行っております。
また、終末期の患者さんも多く、一般病棟においても一人ひとりが尊厳ある死を迎えられるように、患者さんやご家族にここに入院してよかったと思って頂けるように出来る限りのお世話をさせて頂いております。
緩和ケア病棟
がん患者さんの苦痛や不安をやわらげるようお手伝いします。医師、看護師、ソーシャルワーカー、臨床心理士など、様々なスタッフが常に話し合いを持ち、ケアの工夫を行うと共に、24時間手厚い看護を提供致します。