福岡市西区の医療・介護を地域と共に支える村上華林堂病院 │ 内科 眼科 整形外科 緩和ケア

緩和ケア内科

緩和ケア内科

2017年度の「緩和ケア病棟」の入院数は195名(男性109名、女性86名)、入院時の年齢は37歳から99歳で平均年齢は75歳でした。

悪性腫瘍の種類は例年とほぼ同じく、肺がん、胃がん、膵がんなどが主でした。
患者さんの地区別の入院状況でも例年と同様、福岡市西区、早良区、糸島市で全体の92%を占めていました。
これは24年度の76.5%と比べて増加しており、「緩和ケア病棟」が患者さんやご家族の生活基盤がある地域に密着する施設として必要であることを示していると思います。

平成21年10月より始めた「緩和ケア外来」には今年度も多くの患者さんを紹介していただきました。昨年度は88名の患者さんを「緩和ケア外来」に紹介して頂きました。

「緩和ケア外来」では医師、看護師、MSWが一緒になって患者さん、ご家族と面談にあたり、通院しながら疼痛コントロールや症状の緩和を行い、在宅療養についての相談に対応もします。
この結果緩和ケア外来に紹介された患者さんの病状が不安定になった時の訪問看護の導入や通院が難しくなった時点で訪問診療に切り替えることが多くなってきました。

地域の方々のニーズに応え、生活圏内で完結する終末期医療、緩和ケアを提供するためには訪問看護、訪問診療との連携をより推進していくことがこれからの課題だと考えています。

これから迎える超高齢化社会で地域の方々が長年暮らしてきた生活圏の中で、ライフスタイルを変えず、できるだけ長く過ごしていくためには、医療・介護施設が地域の方々と一緒になって健康と暮らしを支える、地域包括ケアシステムの構築が必要となってきます。地域包括ケアシステムの中での地域の方々を総合的に支援することが在宅療養支援病院である当院の役割です。緩和ケア病棟は地域包括ケアシステムの中で、がん患者さんのエンド・オブ・ライフケアを担当する役割を担っています。従来の主に「看取りのケア」を提供する病棟から、進行したがん患者さんの人生と生活を支える病棟へと役割も変わってきています。病棟の役割をよりわかり易く伝えるために、「ホスピス・緩和ケア病棟」から「緩和ケア病棟」に名称を変更しました。

これからも、患者さんの受け入れまでの待機日数の短縮や受入できる人数の増加、親切で細やかな対応など、患者さんとご家族、近隣の医療機関の皆様のご要望に、これまで以上にしっかり応えられる診療を提供できるようにしてゆきたいと思います。

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