総合診療科

診療案内

超高齢化社会を迎えたわが国では、①特定の臓器や疾患に限定することなく幅広い視野で患者さんを診る医師の必要性の増大、②複数の問題を抱える患者さんにとっては、複数の臓器別専門医による診療よりも総合的な診療能力を有する医師による診療の方が、適切な場合も多々あること、③地域医療の現場では、慢性疾患や心理社会的な問題に継続的なケアを必要としている患者さんが多いこと、④高齢化に伴い、臓器や領域を超えた多様な問題を抱える患者さんが今後も増えること、などの医療ニーズが求められています。

このような医療ニーズの変化に応えるために、当院のような地域医療を支える在宅療養支援病院には、患者さんを総合的に臓器横断的に診療する部門を設けることが求められています。総合診療科はこのような医療ニーズに応える診療科です。いわゆる臓器別疾病の専門診療に加えて、医療、社会、心理面などの総合的な立場から患者さんの診療を行います。また、在宅診療、緩和ケア病棟の診療では総合診療科が中心的な役割を担っています。

総合診療科は、地域の医療、介護、保健福祉等の様々な分野において、地域包括ケアのリーダーシップをとるような役割も担っており、「地域を診る診療科」といった性格も有しています。

医師紹介

柴田副院長

柴田 隆夫

副院長・地域連携室長・血液腫瘍内科部長
専門分野:血液内科
福岡大学臨床教授

資 格

  • 日本内科学会総合内科専門医・指導医
  • 日本血液学会専門医・指導医
  • 日本病院総合診療学会認定医

所属学会

日本内科学会、日本血液学会、日本感染症学会、日本病院総合診療学会


総合診療科・工並先生

工並 直子

専門分野:内 科

資 格

  • 総合内科専門医
  • 認定病院総合診療医

所属学会

日本内科学会、日本緩和医療学会、日本臨床腫瘍学会、日本病院総合診療医学会


村上 祐一

総合診療科副部長                          専門分野:消化器科

資 格

  • 日本ヘリコバクター学会H.pylori感染症認定医

所属学会

日本内科学会、日本消化器内視鏡学会、日本消化器病学会、日本ヘリコバクター学会