緩和ケア

緩和ケア病棟

私たちは緩和ケアについて「その人がその人らしい生を全うすることができるように援助すること」と考えています。
医師や看護師だけでなく、ソーシャルワーカー、栄養士、薬剤師などそれぞれの分野の専門家が耳を傾け、身体的な苦痛、孤独、不安などを軽減し、患者さんやご家族が人間としての尊厳を保ちながら、普通の生活を院内で過ごせるようにケアにあたっています。

広い談話室やキッチン、図書コーナーやご家族が宿泊できる家族控室も用意しております。
屋上のガーデンからは飯盛山が一望でき、個室には広いウッドデッキを設置しておりますので花の香りや木の緑の美しさを感じてください。
症状が落ち着けば、外出や外泊、退院して外来通院もできます。

この病院でよかった… そう想っていただけますようにサポートいたします。
~主役はあなた、そして家族です~

緩和ケア
緩和ケア

村上華林堂緩和ケア病棟 Q&A

質問1)どのような患者さんが外来や入院の対象ですか?
  • 患者さんとご家族またはそのいずれかが入院を希望されていることが必要です。
  • 治癒が望めないと判断された悪性腫瘍及びエイズの患者さん。
  • 原則としてどのような症状の末期がん患者さんも受け入れます。
  • 緩和ケア(精神的、社会的な援助など)を希望される方。
  • 疼痛などの不快な症状を和らげる症状緩和ケアを希望される方。
  • 現在はお元気な方で、将来緩和ケアの利用を考えておられる方の短期間の体験入院にも対応できます。
  • 症状が安定し、在宅治療をされている方で、ご家庭の何らかの事情で在宅治療が一時的に難しくなったときの短期間入院(ショートステイ入院)にも対応できます。
質問2)病名の告知は必要ですか?
  • 患者さんが病名をご存知でなくても入院可能です。
  • ただし、病名、病状について理解されることが望ましいので、患者さんの求めに応じて病名、病状の説明をします。
質問3)入院に際して何か制約がありますか?
  • 家族がいないこと、収入が乏しいこと、特定の宗教の信仰など、社会的、経済的、宗教的な理由での差別はありません。
質問4)今までしている治療の継続や代替医療はできますか?
  • 現在受けている治療を継続できるようにサポートします。ただし、費用の問題などもありますので、スタッフにご相談下さい。
  • 代替医療も原則としてできる限りサポートします。ただし、対応体制にも限界がありますのでスタッフにご相談下さい。
質問5)村上華林堂病院緩和ケア病棟の入院方法
  • 当院のソーシャルワーカーへご連絡下さい。お問い合わせには、随時対応しています。
  • 電話での入院相談も受け付けています。
  • 緩和ケア病棟担当医への相談も毎日受け付けています。